武器擬人化BL、鑑定士と妖刀の切ない純愛ドラマ !
≪あらすじ≫
ここは、街の人いわく骨董屋敷。 閑静な高級住宅街の中でも一際広大な敷地には、
迎賓館もかくやという威風堂々とした母屋と、いくつもの蔵が並んでいる。
そのいたるところに無造作にもお宝、つまり骨董品ってやつが転がっていたりする。
この屋敷の家主は鑑定士で武器マニア。 武器と見たら、買い取らずにはいられない。
骨董全般に一流の鑑定眼をもっているんだけど、もう半端ないくらい武器を愛しちゃっている。
この屋敷だって、武器専用の部屋がいくつもある。 それもただの部屋じゃない。
一流博物館なみの設備を備えていて、集めた武器を半永久的に保管できるようになっている。
世間一般には保管庫なんだろうけど、ご主人にとってはハーレムみたいなもの。
夜な夜なこれと思った武器に甘い言葉をささやいて、今日も手入れという名の愛撫にいそしんでいたりする。
≪キャラクター紹介≫
【 関 貞史 ( せき さだふみ) CV.平井達矢 】
代々続く骨董鑑定士一族関家の十三代目当主。
性格 :
普段は飄々とした感じ。 育ちがいいので、あくせくしておらず、
少し浮世離れしているところがある。
武器のことになると、急に熱血になり、情熱がほとばしる。
手に入れるために体を張るのもいとわない。
聞いてくれる相手もいないのに、うんちくを語りだす。
実は、武器が恋人になってくれたらいいと思っている、超マニア。
【 タマ CV.? 】
ごく普通のどこにでもいる猫。
都内の弘徳寺というお寺の和尚さんから貰い受けた一匹の白猫。
主人公がタマと名付ける。 猫としてはかなり長生きしているが、
毛並みは艶々、身のこなしも軽く、年齢不詳の猫。
性格 :
気ままで、のんびり、昼寝好き。 主人の面倒は自分がみていると思っている。
ある意味、猫らしい猫。
【 妖刀村正 ( ようとうむらまさ ) CV.いちごみるく 】
妖刀と言われたいわくつきの日本刀。
性格 :
うっ屈したものを抱えていて、皮肉屋で投げやり。
自分は不幸の元凶、価値がないと思っている。
原因は、 『 持ち主の運命を狂わせる妖刀 』 と言われ続けてきたこと。
いろいろあってこんな性格だが、根は真面目で、自分の役目に一途。
寂しがり屋なところがあって、自分の存在価値や能力を認めてほしいと
心の奥底では思っている。
- 村正について -
妖刀と言われたいわくつきの名品。
日本刀としては戦国時代にさる大名の家臣のために、有名な刀鍛冶である村正が制作した。
村正が作った刀は天下を脅かすと言われていて、この刀も持ち主が、主君である大名を殺し、
下剋上を狙ったが、失敗して逃走中に報酬に釣られた領民にあっさり殺されてしまった。
それが、妖刀伝説の始まり。
その後持ち主が次々変わるが、度の持ち主も、名刀を手にして一時は名を上げるも、
分不相応の望みや人道外れた欲望を抱いて不幸になる。
最後は、呪われた刀として、山奥の神社に奉納される。
現代には、呪いの日本刀の伝説のみ残り、神社は忘れされていたが、
主人公が執念で発見する。
≪キャスト≫
関貞史 : 平井達矢
村正 : いちごみるく
タマ : ?